【新日本】海野翔太にAEW世界王者ジョン・モクスリーからメッセージ「東京ドームに〝使者〟を送る」
新日本プロレス8日(日本時間9日)の米国・ボストン大会で、海野翔太(27)にAEW世界王者のジョン・モクスリー(38)からのメッセージが届いた。 海野は来年1月4日東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.に挑戦する。この日の大会では石井智宏と組みザック&バッドデュード・ティトとタッグマッチで激突した。 年間最大興行へ向けた前哨戦の第1ラウンドで、海野はザックと激しい攻防を繰り広げた。腕十固めから右腕へ打撃を連発されがらもジャンピングハイキックで反撃。ならばとザックはサッカーボールで応戦し、両者一歩も譲らない。 終盤にティトと一騎打ち状態となった海野はブレイズブレイドからデスライダーを狙うが、間一髪でカットに入ったザックに阻止される。それでもザックドライバーを回避するとデスライダーを一閃。王者を場外へと追いやると、粘るティトにもデスライダーをさく裂させ3カウントを奪ってみせた。 IWGP世界王座取りに弾みをつけた海野だったが、試合後に場内が暗転するとビジョンにモクスリーの姿が映し出される。海野はAEWマットでデスライダーズとして暴れまわる師匠に対して疑問符を投げかけており、AEWらとの合同興行「レッスルダイナスティ」(来年1月5日、東京ドーム)での対戦を熱望していた。 VTRでの登場となったモクスリーは「俺の弟子よ、お前は大きな間違いをしている。お前は暗黒の道に足を踏み入れた。俺は失望を抱いている。お前の教育はまだ終わってない。俺はお前が抱える問題を解決するために、東京ドームに〝使者〟を送る」と予告。これを受け海野は「俺は分かってる。ビビってるんだろ。誰を連れてきても関係ねえぞ」と声を荒らげるとFワードでモクスリーに決別を宣言した。 バックステージで海野は「ザック、今度は試合の中でデスライダー決めてやったぞ。でもな、お前から取れてねえんだ。必ずタッグでも、東京ドームへの道でも、お前から3つ取ってやる」と王者に対し宣戦布告した。その一方でモクスリーへの怒りは収まらない。「俺がいま一番大事にしているのは目の前のザック戦で、IWGP世界ヘビー級王座の試合だ。ジョン・モクスリー、ナメたマネしてんじゃねえぞ。誰を連れてこようと、誰を東京ドームに送り込もうと(Fワードを挟み)アイ・ドント・ケアだ」と吐き捨てていた。
東スポWEB