マッサンの玉山鉄二「残り3週間自分出し切る」 ── 大阪・節分行事終了後の会見で
節分の豆まきやドラマの撮影期間が残り3週間となりそれらについて語る玉山鉄二ら出演者 THE PAGE大阪
大阪府寝屋川市の「成田山大阪別院明王院」で3日、恒例の節分祭が行われ、NHK連続テレビ小説「マッサン」でマッサンこと亀山政春を演じる玉山鉄二やエリー役のシャーロット・ケイト・フォックス、鴨居英一郎役の浅香航大が登場。約2万人の参拝客を前に豆まきを行った後の会見で「大阪の方々とたくさんふれあうことができ、残りあと3週間くらいですが、たいへんエネルギーを頂いた」などと話した。
玉山「たいへんエネルギーを頂きました」
豆まきを終えて会見に臨んだ3人。まずは2万人を前に行った豆まきの感想を聞かれ、玉山は「こういった機会って特別であまり今後も経験できないことだと思うので、すごく貴重な体験をさせていただきました。大阪の舞台でもあるマッサンという作品で、大阪の方々とこうやってたくさんふれあうことができて、残りあと3週間くらいですが、たいへんエネルギーをいただきました」と述べた。 シャーロットは通訳を介し「特別な機会をいただきまして、本日は本当にありがとうございました。マッサンの第1話の法事のところを思い出しました。マッサンは終盤に入っていますので、すごく寂しく感じでおります。この機会はすごく特別なものです」と述べ、最後は日本語で「ごめんなさい英語で」と笑顔で話した。 浅香は勢いよく「きょうは、成田山を僕色にそめてやろうという意気込みでやってまいりました」と話し、会場の笑いを誘い「本当に僕にとって朝ドラマッサンはだいじなもので、この3人で特別な機会に参加できることがうれしいです」と答えたが、玉山から「めっちゃすべったやん」とツッコミを入れられるひとコマもあった。
シャーロット「一つひとつのシーン大事に」
また、豆をまく時はどんな気持ちだったか? という質問に玉山は「なるべく均一にみなさんに届くようにと思って投げていました」。シャーロットは「投げる時は自分もそうなんですけど、みなさんに勇気を与えられるように、自分にも勇気があるように、次の仕事につながるようにと投げていました」と答えた。 一方で浅香は「僕は皆様に福が訪れますようにという気持ちで投げさせていただきました」とそつなく答えると、隣の玉山が笑いながら首をかしげるなど、終始なごやかな雰囲気に包まれた。 シャーロットは「節分はご存知でしたか?」という質問には「初めて聞いた」と答え、豆まきを行った感想については日本語で「気持ちいい」「すごく気持ちいい」と答えた。アメリカでも似たようなお祭りがあり、火の中になにかを投げ込むというものはあったが、こういった体験は初めてで気持ちよかったという。 このほか、ドラマについて玉山は「ここまで無事撮影がきてるんで、残り自分を出し切って無事に終えるようにと思っている」と話し、シャーロットは「あと残り3週間ということで、いま以上にみなさんハードに働かれると思います。一つひとつのシーン、モーメントを大事に撮影していきたいと思っています」などと話した。