先週は全員 無失点 広島カープ “左腕三銃士”(森浦大輔・黒原拓未・塹江敦哉)は阪神・近本を抑えるか 左投手相手に.308
石田充 アナウンサー さらに、“サウスポー三銃士” のもう1人、黒原拓未 投手。 6月27日(水) 左投手 黒原拓未 vs. ヤクルト打線 サヨナラ勝ちする試合の8回、1点ビハインドでマウンドに上がったんですけれども雨の中、ナイスピッチングでした。このあとのジャイアンツ戦でも三振を奪って12試合連続、奪三振中。この回もピシッと腕が振れて、帽子を落とすのがかっこいい。サヨナラにつながるナイスピッチングを見せました。 先週は、“左腕三銃士” 全員が無失点。被打率も下がって、下がってという1週間だったんです。 被打率 森浦大輔 黒原拓未 塹江敦哉(6月30日現在) vs. 右打者 .205 .137 .214 vs. 左打者 .267 .244 .255 そんな頼もしい左ピッチャー3人がいるんですが、7月2日(火)からは去年のセ・リーグ王者・阪神戦です。阪神というと気になるのは、セ・リーグで現在、最も盗塁している 近本光司 選手です。 左打ち 阪神 近本光司 率.247(6月 .157) 本6 盗10(セ1位) 打率 vs. 右投手.219 vs. 左投手.308 左バッターですが、6月はちょっと不振でスタメン落ちもあったんです。ただ、近本選手には、こんな “数字” があります。対左ピッチャーの打率.308。左ピッチャーに強い左バッターなんです。 カープの “左腕三銃士” は、右バッターに強いんですが、左バッターにも決して3割以上打たれているわけではありません。この対決があったときに「左を抑えられるぞ」っていうのをぜひ見せてほしいなと思います。
中国放送