なぜこうなった...。J2リーグ、今季のガッカリクラブ(5)J1昇格目標→残留で精一杯…。いつ「沼」から抜け出す?
明治安田J2リーグは、10日に第38節が行われ全チームの最終順位が確定した。シーズンを通してサポーターの期待に応える素晴らしいパフォーマンスを見せたクラブもあれば、まさかの結果に終わり来季に不安を残すクラブもある。そこで今回は、今季のJ2リーグでサポーターの期待を裏切ってしまったチームを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は全て11月12日時点。
水戸ホーリーホック 監督:濱崎芳己→森直樹 最終順位:15位 J1昇格を目指して今季開幕を迎えた水戸ホーリーホック。しかし、その現実は甘くなかった。 水戸は、第1節いわきFC戦(1-0)に勝利し上々の滑り出しとなったものの、そこからまさかのリーグ戦4連敗。一気に降格圏まで引きずり込まれた。 第6節ジェフユナイテッド千葉戦(0-0)で久しぶりに勝ち点を積み上げて連敗阻止に成功したが、今度は勝ちきれない試合が続く展開に。第2節から第10節まで8試合連続未勝利と低迷した。これらの成績不振を受けて、5月に濱崎芳己監督が解任されている。 その後任には、クラブのレジェンドである森直樹が選ばれた。森監督の下でチームは一定の改善を見せ、新体制で戦ったリーグ戦25試合の結果は9勝6分10敗。一時は13位まで順位を上げた。最後は2連敗を喫したが、15位でシーズンを終えている。 とは言え、期待されたパフォーマンスではなかったことは確かだ。長いシーズンを戦っていくうちに、いつのまにかチームのミッションは「J1昇格」から「J2残留」になってしまった。 水戸にとって来季は26シーズン目のJ2。「魔境」「沼」とも呼ばれるリーグを彼らは抜け出すことができるだろうか。
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