マンU指揮官、自身の解任は「考えていない」。トッテナムに大敗も続投に自信あり?「時間がかかる」「心配していない」
最悪の状態も去就に不安なし?
プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッド対トッテナムの試合が現地時間29日に行われた。試合はトッテナムが3-0で勝利している。ホームでトッテナムに完敗した形となったユナイテッドだが、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督は自身の解任を心配していないようだ。英メディア『TheGuardian』が報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 名門クラブが激突したこの試合では、試合開始早々にスコアが動いた。トッテナムDFミッキー・ファン・デ・フェンが相手のカウンターを食い止めると、そのまま持ち上がりゴール前にクロスを送る。これをブレナン・ジョンソンが押し込んで、先制に成功した。その後も試合はトッテナムペースで進むと、42分にユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデスがタックルをした際に足裏を見せたとして一発退場に。 この退場によって数的不利の状況に陥ったユナイテッドは、残された選手たちが何とか状況を打開しようとしていたもののさらに2ゴールを与えてしまう。一矢報いることもできずに、ホームで3-0の大敗を喫してしまった。 この敗北によって、ユナイテッドは開幕6試合で勝ち点7、得失点差-3で12位に落ち込んでいる。チームを率いるテン・ハフ監督は、上層部が監督交代の必要性を判断する可能性があるかと尋ねられると、「私は解任については考えていない」と述べた上で、自身の立場が揺るがない理由について次のように語っていた。 「我々は共に進むことを夏に決めた。また、何を改善しなければならないか、どのようにチームを編成したいかを明確に検討して決定した。しかし、移籍市場がどのように進んだか、そしてマヌエル・ウガルテのような一部の選手が(移籍市場の)終盤に入団したため、時間がかかることはわかっていた」 また、「我々は組織面で改善を図らなければならない」と前置きし、「まだ負傷者もいるし時間も必要だ。オーナー、スタッフ、選手たちも、全員が同じ考え、あるいは同じ船に乗っている。私はそのこと(解任)を心配していない」と、今季不甲斐ない試合が続いていながらも解任される心配はしていないことを強調していた。
フットボールチャンネル編集部