「小久保監督は待ちに待って監督になってくれた」 ソフトバンク王貞治会長 決起集会であいさつ「秋にまた一緒に飲めること夢見ている。待ってるよ」
ソフトバンクの決起集会が26日、福岡市内の飲食店で開催された。1軍の首脳陣や選手、スタッフらが参加。29日の開幕に向け、決意を新たにした。 ■開幕ダッシュへフレッシュ6投手【予想開幕ローテ】 王貞治球団会長は「自主トレから2カ月あまり、ご苦労様でした。プロ野球選手にとってはこの間が一番しんどい。でもそれがうまくできれば自分の得意種目に入るわけだから、この時期になったら十分準備ができたと思うので、あとは思い切って自分を信じてやっていこう。 3年間残念ながらリーグ優勝できなくて悔しい思いをしたけど、勝負の世界はいろんなことがあるから。負けた間はそれなりにみんな悔しい思いもしただろうし、気づいた面もあると思う。今年はそれをプレーに生かして。 小久保監督は待ちに待って監督になってくれた。監督自身も、準備も勉強も十分にしてくれた。特にファームから1軍の監督となると、若い選手はもちろん君たちのことも十分理解して気遣いもしてくれる。一人じゃこの世界は勝てない、みんなで力を合わせていかなければ。今日は戦いが始まる前に一緒にご飯を食べて、思いを一つにしていこう。この1年間いろんなことがあると思う。どうしようもないこともあるし、不思議なくらいうまくいくこともある。それがこの世界のチャレンジしがいのあるところ。自分を信じてチームメイトを信じて、監督、コーチを信じて、必ず勝つんだという思いを強く持って戦っていこう。 秋にはまたみんなでこうやって一緒に飲めることを夢見てるから。とにかく自分がやるべきことをしっかり頑張ってください。待ってるよ。ありがとう」とあいさつした。
西日本新聞社