【漫画】女王エリカ先生が生徒の悩みを解決 読んで学べる”美容”漫画に「めっちゃ為になる」「めちゃめちゃモチベ上がった」と反響
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、優木もあさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「女王エリカの課外授業~放課後before after~」だ。9月17日時点で5.1万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。本作は『Sho-Comi』『フラコミlike!』で掲載されている作品である(2024年11月20日発売の『Sho-Comi』24号にて連載再開予定)。今回は作者の優木もあさんに制作の背景を伺った。 【漫画】「人は性格だよ」は嘘!?頑張って垢ぬけた女子高校生が抱える悩みをエリカ先生が解決!「全てが突き刺さった」の声 ■“外見も内面も美しく” エリカ先生の課外授業 女子高校生・唯は過去の自分を変えたくて必死に努力をして自分磨きをした。 “人は性格だよ”という言葉は信じられず、外見を磨いて自信をつけて男子生徒からも人気を集める唯。 そんな唯の元に寄ってきたのは、同級生の夏芽。褒め上手でいつも唯のことを褒めてくる。 垢抜ける努力もしないのに、何の悩みもなく幸せそうにする夏芽にイラついてしまう唯。思わず、夏芽にキツく当たるとその姿を他の生徒に目撃され、さらに中学時代の自分の姿が周りにバレてしまった…。 その時、唯に手を差し伸べたのはエリカ先生。悩める女子限定の課外授業が今はじまる……! 今作は、ド派手な教師・エリカ先生が生徒の持っている悩みを解決する美容漫画だ。読んでいるだけで多くのことを学べる作品である。 実際に漫画を読んだ人達からは「一気にファンになりました」「めっちゃ為になる」「美容に役に立つ」「勉強になった」「めちゃめちゃモチベ上がった」「全てが突き刺さった」と、いった声があがっている。 今回は、作者・優木もあさんに『女王エリカの課外授業』の制作について話を伺った。 ■作者・優木もあさんの創作背景とこだわり ――「女王エリカの課外授業」を創作したきっかけや理由があればお教えください。 私自身が「女王エリカの課外授業」に登場する悩める女の子達と同じように、学生時代に容姿の事でとても悩んだり傷つくことが多かった時期がありました。 特に学生の頃は社会人になってからと比べて、外見で嫌な態度を取られることがあったり、相手の何気ない言葉で傷ついたりすることが多いと感じていて… 一日のほとんどを学校で過ごす学生の方たちは、きっと数年前学生だった私の時より更にSNS が発達して他人との差を比べやすくなり、以前より可愛いくなる手段や知識が増えたからこそ悩むきっかけになってしまうものが多くなったように感じます。 しかし、そのような悩みを大人に分かってもらいにくい事も多く、友達にも話しにくいパーソナルな悩みで、孤独を感じることも多々ありました。 なので私の当時の悩みや感じた気持ちを活かし、今悩んでいる、または悩んでいて傷が治りきっていない様な人と、人に話しにくい悩みを共有出来る、そして少しでも前向きになれるきっかけになれる作品が描きたいと思い執筆しました。 ――「女王エリカの課外授業」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイ ントはありますか? 描くうえでこだわった点は、エリカに綺麗すぎる言葉を言わせないことです。 例えば「悪口を言っていけません」「嫉妬しちゃいけません」など、すごく正しいことを言われていることを頭では分かっているのですが、どうしても自分が凄く落ち込んでいる時や人が羨ましくて、どうしても心の整理がつけきれない時にそう言われても「言われなくても分かってるよ…」という気持ちになってしまうと思います。「『こんな先生がいたらいいな』と思ってもらえたら」という想いから生まれたのがエリカなので、普通の事を言ってしまったら描く意味が無くなってしまうように思えました。 なので「悪口を言っていけません」ではなく「感情にまかせて悪口を言っても自分の評価を下げるだけ。だから絶対に言ってやらない。私負けず嫌いなの。(女王エリカの課外授業 2話参照)」みたいに、「スッと受け入れて頂ける…かつ心に響く言い換えは出来ないのか?」と、セリフやモノローグはとてもこだわって考えました。 なので、是非キャラのセリフやモノローグの言い回しに注目して読んでいただきたいです。 ――本作はエリカ先生が生徒の悩みにメイクなどで解決するビューティーストーリーですが、メイクアップ方法など何か参考にされているものはあるのでしょうか? 自分の経験したことと、SNS やコスメショップなどで見たり聞いたりしたことを参考にしています。 ――作品を描く際に意識していることや大切にしていることがあればお教えください。 自分で思ってないことや納得出来ないことを描かない事です。 自分自身も納得いかないセリフを描くと、自分の作品だけでなく読者さんにも嘘をついてしまう事になると思うので、作中で悩んでいるキャラに対して過去・現在の自分や作家としての自分が心の底でどう感じてどう作品にするべきなのか、エリカはどう言葉にするのか今の自分に出来る精一杯で考えています。 ――優木もあさんの今後の展望や目標をお教えください。 自分の作品がメディア化して、沢山の人に私の作品が届く事が目標です。 メディア化する事で普段漫画を読まない方にも、『女王エリカの課外授業』の存在を知って頂き、エリカの言葉や存在が少しでも多くの人に刺さる、または響いて欲しい、と思います。 ――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。 「女王エリカの課外授業~放課後 before after~」を読んでくださっている読者のみなさま、ありがとうございます。 沢山の作品がある中で、私の作品を見つけて読んで頂けて、とっても嬉しいです。私の作品が、少しでも読者さんの生活が明るくなるきっかけになれたら幸いです。 たった今悩んで戦っている、過去に戦っていた方に寄り添って、背中を押せる友人のような 作品になるよう、これからも精進します!
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