アメリカで働く日本人の体験談に注目集まる アメリカ社会の現実に「涙が出てくる」
アメリカで発生した「ライフルに関する出来事」がX上で話題になっています。 投稿したのは、Xユーザーの@sgwhn8727さん。 【写真2枚】アメリカの公立小学校で働くHanaさん 当ポストは2023年12月1日時点で4000件を超えるリポストを集めており、「読んでるだけで涙が出てくる」「本当にアメリカの先生たちのプレッシャーははかり知れない」と多くの反響が寄せられています。記事後半では、世界のライフルの市場規模について紹介します。 ※投稿写真は【写真2枚】をご参照ください ※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
アメリカ・オクラホマの公立小学校での出来事
「先月、学校でアクティブシューター(無差別乱射)の誤報があった」と投稿したのは、アメリカ・オクラホマの公立小学校で特別支援教育の先生をしているHana(@sgwhn8727)さん。 Hanaさんが5歳児たちと教室にいるときに、パニックボタンが鳴ったというのです。状況を理解したHanaさんはすぐに教室のドアを施錠。そして子どもたちをクローゼットに入れて、震えながら最悪の状況を覚悟した…そんなあまりにリアルな実体験が綴られ、多くのXユーザーの注目を集めました。 数分後に誤報だと通知が来てロックダウンは解除されたとのことですが、子どもたちを心配させまいと気丈に振舞っていたほかの教員たちも憔悴しきって涙目だったとのこと。アメリカの恐ろしい現実にゾッとしてしまいますね。誤報で本当によかったです…。 恐ろしい経験をしたHanaさんは、投稿の最後に「どうして子どもたちや教員は、学校でこんなことが起きるかもしれないと考えていないといけないのか、アメリカ社会に憤りを感じた」と強い怒りを綴りました。
避難訓練で子どもたちはバリケードの作り方を習う
その後、Hanaさんは「アメリカの不審者侵入を想定した避難訓練は日本のものと全く違う」と避難訓練にまつわるエピソードも紹介。 日本での訓練では教員が犯人とさすまたで対峙する、といったシチュエーションが想定されますが…。アメリカでの避難訓練では「警察が到着するまで時間稼ぎをして、逃げるしかない」のだそう。 実際に行われる訓練は、教室のドアの前に机や椅子などを積んでバリケードを作る、一気に撃たれないようにひとつのスポットに固まるのを避ける、命中率を下げるために逃げるときはジグザグに走るなど。かなり具体的な想定のもとで訓練が行われているそうです。 そして子どもたちも普段の避難訓練でバリケードを素早く作ることができるのだとか。子どもたちと教員たちがこれほどの危機感を持って暮らしているというアメリカの環境に、驚きを隠せません。