未解決の世田谷一家殺害事件で新情報 犯人の男は「中2階の浴室の窓」から侵入か
2000年12月30日の夜から31日未明にかけて、東京・世田谷区上祖師谷の住宅で宮沢みきおさんの一家4人が何者かによって殺害された事件について、事件発生から24年となるのを前に警視庁が会見を開きました。 この中で新たな情報として、犯人の男の家屋への侵入・逃走経路は中2階の浴室の窓からであると強く推察できると発表しました。その根拠として、事件当時、玄関の扉は施錠されていて浴室の窓だけが開いていたこと、また、捜査員が検証して実際に侵入可能だったことが挙げられました。 警視庁はこれまでに延べおよそ30万人の捜査員を投入して捜査を続けてきましたが、いまだ犯人逮捕に至っていません。警視庁は改めて遺留品を全て公開し、事件解決に向け情報提供を呼びかけています(警視庁成城警察署:03-3482-0110)。