セビージャ、アトレティコMFサウールの加入が決定的に! アーセナルからMFロコンガも獲得秒読み
セビージャは、MFアルベール・サンビ・ロコンガとMFサウール・ニゲスの両選手獲得に近づいているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が報じている。 ここ2シーズンは、ヨーロッパリーグこそ制覇したものの、ラ・リーガでは低迷が続いているセビージャ。今夏にラス・パルマスで功成り名を遂げたガルシア・ピミエンタ監督を招聘し、再出発を図る新シーズンに向けたスカッド強化を進める中、CASKモスクワからナイジェリア代表の左WGチデラ・エジュケを、ラシン・サンタンデールからブレイクを果たしたFWペケを獲得。加えて、アーセナルに所属するMFアルベール・サンビ・ロコンガのレンタル加入が迫るとともに、アトレティコ・マドリードに所属するMFサウール・ニゲスの移籍交渉をも開始したことが報じられていた。 そんな中で、まずは今夏3人目の新戦力としてロコンガの加入が秒読みに。『マルカ』によると、12日朝にセビリア空港に降り立つとともに、メディカルチェックへと向かったとのこと。既報の通り、1200万ユーロ(約21億円)の買取オプション付きレンタル移籍となる模様。実は、セビージャと同選手のリンクは2020年にも起きており、当時ロコンガは「バルセロナやマンチェスター・シティのようなクラブが好きなんだ。僕にも夢があるからね。でも今は、良いサッカーをしているセビージャで満足だよ」と語っていたが、結局、実現には至らず。それでも、約4年越しに両者の道が交わることになりそうだ。 そして、サウールの加入も決定的になったという。『マルカ』は、ロヒブランコのカンテラーノは“絶対的な選手”から、“去る運命にある選手”へと変わったとしつつ、アトレティコ・マドリードとの現行契約(2026年夏まで)を解除した上で、セビージャと2027年夏までの契約を締結すると指摘。また、木曜日に実施されたメディカルテストをチームメイトとともに受けたものの、翌金曜日のトレーニングセッションには冒頭のみ参加した後、個別トレーニングに移ったとのこと。同紙は「これは、まだ完全な合意には至っていないという事実にも関わらず、サウールがアトレティコを離れてセビージャに向かうことを、全ての関係者が認めているようなもの」と見解を綴っている。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、サウールの移籍に「here we go!」を出しており、セビージャで受け取る給与は、現年俸の50パーセント未満になる見込み。週明けの月曜日にセビリアへと渡り、契約書にサインするようだ。
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