与野本町の中国料理店「中国菜 竹の樹」が1周年 夫婦で切り盛り
中国料理店「中国菜 竹の樹」(さいたま市中央区鈴谷8、TEL 048-767-5796)が12月8日で1周年を迎える。(浦和経済新聞) 【写真】四川の名物料理で看板メニューの「香り辣油のよだれ鶏」 上尾市出身で、ホテルやレストランの中国料理店で20年以上の経験を重ねてきた竹島広樹さんがオーナーシェフを務め、接客を担当する妻の香織さんと2人で営む同店。店名は竹島さんの名から付けた。 店舗面積は約10坪。カウンター席5席、テーブル席2卓8席を設け、貸し切りや宴会にも対応。竹島さんは「夫婦2人で店を持とうと探していたところ、規模が手頃なことや居抜きで設備が整っていたこの物件にたどり着いた」と振り返る。 メニューは、肉料理、海鮮料理、点心、麺類、ご飯類など。広東料理、四川料理などのジャンルにこだわらず、自らおいしいと思う料理を提供しているという。看板メニューは、「香り辣油のよだれ鶏~口水鶏~」(980円)のほか「海鮮あんかけ焼きそば」(1,200円)、「四川麻婆豆腐~土鍋仕立て~」(980円)など。予約限定メニューとして高級食材を使った「気仙沼産フカヒレの姿煮込み」(1枚1万3,200円、半身=6,600円)や「北京ダック」(1羽=1万1,000円、半羽=5,500円)なども用意する。いずれも仕入れ状況によるが、「4日~10日前に予約してほしい」と呼びかける。「上海ガニ」(4,800円)の姿蒸しは3日間、紹興酒漬けは10日間かけて準備をするため、同じく事前の予約が必要。宴会利用に、定番料理と飲み放題付きプラン(5,000円)も用意する。 よだれ鶏や担々麺、焼きそばやつゆそばなどのメインに、ご飯やスープ、漬物などが付くランチセット(1,000円~1,200円)は常時5、6種類を用意。1カ月に2回メニューを変え、飽きのこないようメニューを工夫しているという。予約限定の「中国茶飲み放題付きランチコース」(2,800円)は、11時~と13時~の2部制で予約を受け付ける。 竹島さんは「開店当初、店の認知度の低さに加え、この物件が元ラーメン店だったこともあり、中国料理店だとは思われていなかった。『みそラーメン』を注文されることもあった」と振り返る。最近では週3、4回来店する近所のリピーターや芸術劇場の観劇前に来店する客も多くなり、ディナー利用も増えたという。竹島さんは「近くに住んでいても、最近店を知った方も多い。子ども連れや家族客もぜひ来てもらえれば。宴会にも利用してほしい」と話す。「これからも、特別に何かをするわけではないが、来てくれる方、一人一人を大切にしていきたい」とも。 営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=17時~21時。
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