来週以降は季節が後戻り 「高温に関する早期天候情報」も 気象庁1か月予報
気象庁は7日(木)、向こう1か月(11/9~12/8)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、寒気の影響を受けにくいため全国的に高い見込み。とくに今後2週間ほどは、全国的に気温がかなり高くなりそうだ。 寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の降水量は、北・東日本の日本海側では平年並みか少ない見通し。日照時間は北日本の日本海側で多く、東日本の日本海側で平年並みか多い見込み。
低気圧や湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は、東・西日本の太平洋側では多く、北日本の太平洋側と沖縄・奄美で平年並みか多い見込み。日照時間は、東・西日本の太平洋側で少なく、北日本の太平洋側で平年並みか少なくなりそうだ。
全国に「高温に関する早期天候情報」
9日(土)ごろまで、北日本を中心に気温が低い地域もあるが、その後は寒気の影響を受けにくいため平年並みか高くなる見込み。来週は全国的に、気温が平年より気温がかなり高い日が多くなるとして、気象庁はすべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。