『快感フレーズ』作者・新條まゆ「漫画家って今、芦原先生のことを考えない日ってない」
人気漫画『快感▼フレーズ』(▼=ハート)で知られる漫画家の新條まゆ氏が、自身のXを更新した。 【全文】出版社を名指しで批判!『快感フレーズ』作者・新條まゆ氏のコメント全文 Xでは漫画『セクシー田中さん』作者・芦原妃名子さんが先日急死したことを受け、「漫画家って今、芦原先生のことを考えない日ってないです。悔しくて。すっかり大御所扱いになった今、何ができるだろってずっと思って来ました」と心境。 「この業界を変えなきゃって。だから今、私は出版社とはお仕事してない。作家を守るのは作家なんだって思いを新たにしました。その辺り、もっと発信します!」と力を込めた。 『セクシー田中さん』は昨年、日本テレビでドラマ化されており、ドラマ終盤の脚本を芦原さん自身が執筆した。これに対する反響などを受け、1月26日、芦原さんは自身のXに「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」経緯を長文で投稿。文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の原作への思いとともに、ドラマ制作前に「必ず漫画に忠実に」などの条件を確認するも、「当初の条件は守られず」と説明。 ラストには「最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、『セクシー田中さん』の漫画とドラマを愛してくださった読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします」と結んでいた。 28日には同投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記した。同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなった。29日に死去が報じられた。 日本テレビは「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます」とコメントしている。