外国産と混ぜたそば粉「純国産」と虚偽表示、製粉会社の会長と社長を起訴 営業部長は不起訴に
外国産を混ぜたそば粉を純国産として販売した事件で、大津地検は23日、不正競争防止法違反などの疑いで逮捕された3人のうち、製粉会社(大津市)の代表取締役会長の男(76)と代表取締役社長の男(71)を同罪などで起訴した。 【写真】「純国内産」のラベルが貼られたそば粉 起訴状によると、2人は今年6~7月、外国産と国産を混合したそば粉の原料となるむき実を純国産と虚偽表示して販売し、代金5940円をだまし取るなどした、としている。 会長の男らとともに逮捕された取締役営業部長の男性(39)は、不起訴処分とした。地検は処分の理由を明らかにしていない。