劇打の阪神・佐藤輝「最高です!」歴史的得点力不足には「これからもっと打てるように」
◇セ・リーグ 阪神2―1巨人(2024年4月18日 甲子園) 阪神が劇的なサヨナラ勝ちで巨人を下し、借金を完済した。 【写真】<神・巨>10回無死満塁、サヨナラ打を放ち、ウオーターシャワーを浴びる佐藤輝(撮影・北條 貴史) ヒーローになったのは佐藤輝だ。延長10回、先頭の中野が左前打で出塁。続く森下の中前打で無死一、三塁と絶好のチャンスをつかむと、大山は申告敬遠。無死満塁で佐藤輝が意地の一打を放ち、死闘に決着をつけた。お立ち台では会心の笑みを浮かべた。 「最高です!」とまずは大歓声に応えたヒーロー。「回ってきたら絶対決めてやろうという気持ちで入りました。振り負けないよう、しっかりスイングすることを心がけて打席に入った」とし、「それまでチャンスで凡退があったんで、最後は決められて良かった」と歓喜の瞬間を振り返った。 借金は完済したものの、球団ワーストタイとなる10試合連続2得点以下。「野手陣がなかなか打てていないので、これからもっと打てるように頑張ります」とさらなる爆発を誓っていた。