【バレー】2024年秋からのバレーボール新リーグ V1男女全チームが最高峰リーグ参加資格を申請
一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL、旧Vリーグ機構)は、2024-25シーズンからの開始を予定している、世界最高峰を目指す新リーグ「S-V.LEAGUE」の参入資格となるSVライセンスの申請状況について、12月20日(水)の理事会後にリモート会見で発表した。 今年8月から11月末までの期間でライセンス申請を受け付けたところ、男子14チーム、女子15チームがSVライセンスを申請。男子は現行のVリーグを戦うV1の全10チームに、V2からは3チーム、V3からも1チームが申請した。 女子はV1に所属する全12チームと、V2の3チームが申請を行った。V3女子や、Vリーグ所属以外のチームからの申請はなかった。なお将来的には、男女ともそれぞれ最大で16チームの編成が考えられている。 S-V.LEAGUEでは、レギュラーラウンドにおいて当面各チームが22節44試合(ホーム22試合)を行う想定のため、参加クラブ数は偶数で考えられている。JVLのナンバー2、バイスチェアマンの大河正明氏は「申請した全チームにライセンスが発行されるとは限らない」と話すが、少なくとも15チームが申請した女子においては、「総合的な判断」(大河氏)の結果、来シーズンのS-V.LEAGUE参戦は見送りとなるチームが発生する可能性が少なくない(そういったチームは「SV準加盟クラブ」として、来季以降のVリーグを戦う見込み)。
今後は書類確認から現地調査、面談などのライセンス審査が行われ、来年3月と4月の理事会において段階的にライセンス交付チームが決定、発表される見通しとなっている。 なお会見では、「V.LEAGUE REBORN 進捗状況」として、コート上で同時にプレーできる外国籍選手の人数(オンザコートルール)に関する新たな設定基準についても説明がなされた。年明け以降、さらにさまざまな側面が明らかとなっていく新リーグの姿に、引き続き注目が集まる。
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