内田雄馬、アーティスト活動5周年を締めくくる武道館ライブ開催「またこの場所で会えるように一歩ずつ頑張りたい」
声優、アーティストとして活動する内田雄馬のアーティスト活動5周年を締めくくるライブ『YUMA UCHIDA 5th Anniversary LIVE 「Y」』が、4月13日(土) に東京・日本武道館で開催された。 【全ての写真】自身2度目の武道館ライブを開催した内田雄馬 自身2度目の武道館ライブとなる本公演は、これまでの5年間をぎゅっと詰め込んだ前半戦と、後半戦は昨年11月にリリースされた3rdアルバム『Y』の収録曲を中心に構成。これまでにないコンセプチュアルなライブとなり、ファンを魅了した。 会場が暗転し、ライブタイトル『Y』の文字が全身で表現されたOpening Movie ~flY~が流れ期待が高まる中、内田がステージに登場すると「Harmony of waves」を高らかに歌い上げライブはスタート。デビュー曲「NEW WORLD」のあとは「Before Dawn」「Speechless」「Rainbow」といった2ndシングルから4thシングルの楽曲をメドレー形式で披露した。 ステージ上手・下手と移動し、ファンとコミュニケーションをとりながら一つひとつ言葉を噛みしめながら歌う。「みなさんこんばんは!『5th Anniversary Live「Y」』にようこそおいでくださいました! 内田雄馬です。全力出しきる準備できてますかー? 内田雄馬の5周年を詰め込んだライブになっています! みんなと一緒に作るライブ、歩いてきたこの5年間、そして一緒に最高の一歩を踏み出そうぜ!」と元気よく会場に向けて呼びかける。 「Over」でY字をしたユニークな花道へ移動し、ホワイトのデニムジャケットを身に纏うと「DNA」「Image」をダンサーズを従えながらパフォーマンス。メインステージに戻り、「SOS」をしっとりと歌い上げると、「これからの1曲はみんなで一緒に歌いたいと思います。次の曲は『I’m not complete』です。みんなで歌いたいという気持ちを楽曲に込めました」と楽曲のゴスペルパートをファンと一緒に歌い上げ、会場が一体になった。 バンドメンバーによるシームレスな演奏に乗せて、「ここからはみなさんお待ちかね『内田雄馬化』コーナーを始めたいと思います!」と呼びかけ、ファンによる撮影OKコーナーの「SHAKE!SHAKE!SHAKE!」のあとは内田を支えるダンサーズ6名が勢揃いし、「Congrats!!」をパフォーマンス。 これまでの内田の楽曲を辿るような前半戦9曲を走り抜けた後は、「Interlude Movie ~trail~」へ。オープニング映像の前段の様子が描かれ、これまでの内田の楽曲を本人がザッピングしながら歩いていく姿が描かれる。映像の後はこれからの内田を描く3rdアルバム『Y』を中心とした後半戦へと移る。 ステージ2Fエリアから登場し、アルバムの1曲目にも収録されている「I’m here」を力強く歌い上げる。内田史上最高難易度のダンスナンバー「DangeR」、ラウドなロックサウンドが響く「Hope」へとつなぎ、「風でありたい」に乗せたダンサーズとバンドメンバーのブレイクブロックへ。 赤のトラックジャケットにチェンジしてポップナンバー「ものたんない」、「さあここからはタオルぶんまわしていくぞー!」と会場全体がタオルをまわすパフォーマンスで勢い付いた「Shot」へと続く。バラードナンバー「Good mood」をしっとりと歌い上げ、「iDea」では椅子を使ったパフォーマンスで大人らしく余裕をもった演出で会場を沸かせる場面も。 「今回はやりたかったことをやろうということでMCの数を減らし、音楽をみなさんにぎゅぎゅっとお届けするライブを作りました。あっという間にここまできてしまいましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。これから先も僕らと一緒にできれば内田雄馬の音楽でみんなの楽しいをちょっとずつ分け合って最高に大きい楽しいをこれからも一緒に作っていっていただけると嬉しいです。これからもどうぞ宜しくお願いします。みんなの最高の声くれますか!?」と3rdアルバム『Y』のリード曲「Joyful」を元気よくパフォーマンス。会場を笑顔で満たして、内田はステージを後にする。 アンコールの声に呼ばれて再びステージに戻った内田は「MAJESTIC」、「Wonderful World」を連続で披露。「アンコールで帰ってまいりました! ありがとうございます!『MAJESTIC』ではフラッグを(ダンサーの)みんなに振ってもらったんですけど、会場で行っていた記念展でみなさまからメッセージをいただいたフラッグをステージ上で使わせていただきました。ここにみんなの想いの全てが詰まっているんじゃないかなと思っています。本当にありがとうございます。音楽をやることがこんなに楽しくて、そしてみんなのパワーをもらうことでこんなに前向きに自分も先に一歩一歩前へと進んでいけるようになれるんだっていうことをこの活動で教えてもらいました。それを教えてくれたのは間違いなく僕の音楽を聴いて見つけてくださったあなたです。本当にありがとうございます。僕の音楽がひとりじゃ心細いなとかなんか勇気でないなとか、そういう時に誰かの側で元気を出すきっかけになるようなそんな音楽であったらいいなって思って、僕はこの曲を作りました。聴いてください『旅路』」と自身が作詞曲をした「旅路」を心を込めて歌い、会場のファンに名残惜しさを残しながらステージを後にした。 会場の声に呼ばれて三度ステージに登場した内田は会場のコーラスとのハーモニーに包まれた「Echo」を歌い上げ、このライブがLeminoで4月20日(土) 19時から配信スタートすること、新たな挑戦として『VS YUMA』という対バン企画が行われることが告知された。 そして、ラストに「1 LOVE 1」をパフォーマンスし、会場中を練り歩きながら会場中とコミュニケーションをとり、「またみんなでこの場所で会えるように、また一歩ずつ頑張りたいと思います。みなさん今日は本当にありがとうございました! また必ずお会いしましょう」と話し、アーティスト活動5周年を締めくくる武道館ライブは幕を閉じた。 Photo:ウチダアキヤ・釘野孝宏 <公演情報> 内田雄馬『YUMA UCHIDA 5th Anniversary LIVE 「Y」』 4月13日(土) 東京・日本武道館 【セットリスト】 <Opening Movie ~flY~> M0. Harmony of waves M1. NEW WORLD M2. メドレー(Before Dawn~Speechless~Rainbow) -MC①- M3. Over M4. DNA M5. Image M6. SOS -MC②- M7. I’m not complete M8. SHAKE!SHAKE!SHAKE! M9. Congrats!! <Interlude Movie ~trail~> M10. I'm here M11. DangeR M12. Hope -Dance & Band Break(風でありたい)- M13. ものたんない M14. Shot M15. Good mood M16. iDea -MC③- M17. Joyful [ENCORE] M18. MAJESTIC M19. Wonderful World -MC④- M20. 旅路 [W ENCORE] M21. Echo -MC⑤- M22. 1LOVE1 (C)キングレコード