万博最大「未来の都市」パビリオンの外観公開 しま模様、昼は白色、夜間は照明で変化
2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は3日、協賛する12企業・団体とともに出展するパビリオン「未来の都市」の外観画像を公開した。外観は「モアレ」と呼ばれるしま模様を特徴とし、昼間は白色、夜間はLED照明でオレンジや紫などさまざまな色に変化する。 【画像】万博最大「未来の都市」パビリオンの外観を公開。昼間は白色に変化する 万博のコンセプト「未来社会の実験場」を象徴する施設で、敷地面積約4800平方メートルは会場で最大規模となる。 建物の外側は高機能のメッシュ幕で、隙間による断熱効果やミスト放出など夏の暑さに配慮。太陽光に反応して汚れを防止する機能や、都市の排ガスを分解して空気を循環する効果もある。 一方、協賛企業の日本特殊陶業はパビリオン内で、裸眼で3D映像を見ながら、超音波技術によって映像を実際に触ったり耳元で音が聞こえたりする感覚が楽しめる「空中感覚装置」を展示することを明らかにした。