メジャー史上最速「40-40」達成なるか!? 38号ソロ&2盗塁で快挙目前の大谷翔平にMLB記者が熱視線
現地8月17日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地ブッシュ・スタジアムで行なわれたセントルイス・カーディナルス戦に「1番・指名打者」としてスタメン出場し、4試合ぶりの38号ソロホームランを含む3打数1安打1打点、1四球2盗塁と活躍。チームは2対5で敗北を喫したが、これで球団初の「40本塁打-40盗塁」に大きく近づいている。 【動画】「ボールは瞬く間に消えてしまった…」米リポーターも脱帽した大谷翔平の38号ソロ弾 豪快な一発が飛び出したのは、5回2死走者なしの第3打席だ。カウント1-1からナックルカーブを強振すると、打球速度111.9マイル(約180.0キロ)、飛距離384フィート(約117.0メートル)の弾丸ライナーが右翼スタンドに一直線。これがカーディナルス戦での自身初アーチとなり、日本人選手初のメジャー30球団制覇を達成した。 また、この試合は序盤から足でも観客を魅了した。大谷は初回の第1打席で四球を選ぶと、2番ムーキー・ベッツの打席で二盗を決め、これが2試合ぶりの今季36盗塁目。3回の第2打席は、空振り三振に倒れるも振り逃げで出塁し、3番フレディ・フリーマンの打席で再び二盗を成功させた。メジャー史上6人目の「40-40」まで残り2本塁打、3盗塁と射程圏内に捉えている。 このハイパフォーマンスを受け、MLB公式サイトでデータ部門を担当するサラ・ラングス記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが38本塁打、37盗塁を達成した。まだ今季121試合目だ」と文面に綴ると、過去5選手が「40-40」達成までに要した試合数をフォロワーに伝えている。それが以下の数字で、いかに大谷の記録がハイペースで刻まれているかが一目瞭然である。 2006年 アルフォンソ・ソリアーノ:147試合 1988年 ホセ・カンセコ:151試合 2023年 ロナルド・アクーニャJr.:152試合 1998年 アレックス・ロドリゲス:153試合 1996年 バリー・ボンズ:158試合 今季のレギュラーシーズンも残すところ38試合。はたして快挙目前の大谷は、どこまで数字を伸ばしていくのだろうか。今後も偉才の活躍から目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部
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