【MLB】ロイヤルズ・レイガンズが好投で11勝目 左腕では球団史上初となるシーズン200奪三振を達成
【ツインズ0-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間9月7日、ロイヤルズは本拠地カウフマン・スタジアムでツインズとの「2位攻防」3連戦がスタート。その初戦はコール・レイガンズの好投もあって5対0で勝利し、ツインズに0.5ゲーム差をつけて地区2位に浮上した。レイガンズは6回95球を投げて被安打4、奪三振7、与四球1、失点0の好投を見せ、11勝目(9敗)をマーク。ツインズ先発のゼビー・マシューズは5回9安打4失点で降板し、3敗目(1勝)を喫した。 【動画】ロイヤルズのコール・レイガンズが7つの三振を奪う ロイヤルズは3回裏一死からカイル・イズベルが四球を選んで出塁し、トミー・ファムのタイムリー二塁打で先制。4回裏にマイケル・マッシーの12号ソロでリードを広げると、5回裏には二死2・3塁のチャンスを作り、ハンター・レンフローのタイムリーでさらに2点を追加した。8回裏にはユリ・グリエルの犠飛でダメ押しの5点目。投手陣はレイガンズからジェームス・マッカーサー、サム・ロング、ジョン・シュライバーとつなぎ、4安打完封リレーを完成させた。 好投したレイガンズは7つの三振を奪い、今季の204奪三振はタリック・スクーバル(タイガース)に次ぐリーグ2位の数字。1970年のボブ・ジョンソン(206)、1977年のデニス・レナード(244)、1996年のケビン・エイピアー(207)、2009年のザック・グレインキー(242)に次いで球団史上5人目となるシーズン200奪三振を達成した。ただし、過去の達成者4人はいずれも右腕であり、左腕ではレイガンズが球団史上初。メジャー3年目の若き右腕が球団の歴史に新たな1ページを刻んだ。