「新紙幣」発行があすに迫るも… 全国の半数ほどのコインパーキングなどが間に合わず「事業者として本心を言うと痛い出費」
そして、新紙幣発行があすに迫ってきましたが… (麺家獅子丸 沓名店長) 「白湯ラーメンとしょうゆラーメンは、売価を1000円に上げた」 我慢の限界。ついに先週、すべてのラーメンを1000円以上にしました。 (麺家獅子丸 沓名店長) 「材料費や券売機、夏だとエアコンのメンテナンスもしないといけないので、少しずつ値上げしている」 手間を考えると200万円でも券売機の導入は絶対。今後もお客さんが納得する味を守るのみです。 ■チケットショップも「事業者として本心を言うと痛い出費」 一方、豊橋駅のすぐ西側にあるチケットショップ。 (中部コイン西駅店 桜田純一代表) 「自販機の紙幣判別機を替えないといけないが、今のところ交換できていない状況。全然間に合わないなと思っていたが、やっぱり間に合わない」 新幹線などの格安チケットを販売する自販機を、新紙幣対応にしなければなりませんが… (中部コイン西駅店 桜田代表) 「業者とは連絡を取っていて『今月中にはプログラムの書き換えが可能』と聞いているので、その時点から使えるようになる。こればかりは自分でどうこうできるものではないので…」 新紙幣対応にかかる費用は、1台あたり35万円ほど。しばらくは新紙幣については隣の窓口で対応します。 (中部コイン西駅店 桜田代表) 「事業者として本心を言うと痛い出費」 「新紙幣騒動記」が展開されていますが、日本銀行は来年3月末までにあわせて74億8000万枚の印刷を予定しています。
CBCテレビ