９回、選手交代を告げる岡田監督（撮影・山口登）

　「阪神２－３楽天」（５日、甲子園球場） 　九回１点リードを守れずまさかの連敗となった阪神。岡田彰布監督は守護神・岩崎の被弾について「ふっふっふっ。それは結果やろ」と語り、「２点で終わる打線がアカンて言うてるやん」と敗因を指摘。ゲーム中に「２点じゃ絶対にやられるでって言うてるんよ」とゲキを飛ばしていたことを明かした。 　以下、岡田監督との一問一答。 　－岩崎はまさか。 　「ふっふっふっ。それは結果やろ。それまで２点じゃあかんていうね」 　－１点取った後、なかなか。 　「いや、それはなかなかて、ずーっとやんか」 　－甲子園でも勝てない。打線か。 　「そうそう、そういうことやろ」 　－中継ぎにも負担が。 　「いや、２点やからやんか」 　－前川の２番は。 　「点取るためやろ。いやいや、それは見たら分かるやんか。だからバッターが、どういう気持ちでね。俺５回から言うてた、２点じゃ絶対にやられるでって言うてるんよ」 　－その中で前川が１本。 　「うーん、そんなんよりも、２点で終わる打線があかんって言うてるやん。打順何番に入れるとかそんなん、メンバー今おれへんねんから、なんとか点とるためにこっちは、やってるだけであってお前」 　－なかなか複数得点ところにつながらない。 　「いやいや、それは見たら分かるやんか。だからバッターが、どういう気持ちでね。俺５回から言うてた、２点じゃ絶対にやられるでって言うてるんよ」 　－円陣は監督の指示か。 　「知らん知らん、俺は知らん」 　－本当に打者は奮起しないと。 　「いや、そらもうずうっとやんか。バッターが奮起って、そんなのもっと早い時期に書かんとあかんわ。今ごろ言ってもしゃあない。そんなもん、１点２点ばかりでのう。今さら言うても」