桜の名所、名古屋の鶴舞公園できょう（15日）から「桜まつり」が始まりました。ことしは例年より1週間早いスタートです。 【写真を見る】桜の開花早まり…例年より1週間前倒しで15日から「桜まつり」 ピンクに色づいたつぼみも　名古屋・鶴舞公園 （桜沢信司気象予報士） 「きょうから桜まつり開催ということで、たくさんのキッチンカーが並んでいます」 ソメイヨシノなど、約750本の桜が植えられ、名古屋の桜の名所として知られる昭和区の鶴舞公園。暖かい一日となった15日から「桜まつり」が始まりました。 老齢化が進んだ「ソメイヨシノ」を守るため、桜の木の下での宴会は、新型コロナ関連の規制が解除された後も禁止されていましたが、ことしから一部のエリアで4年ぶりに解禁。夜は桜並木のライトアップも行われます。 （公園を訪れた人） 「楽しみです」 「（毎年）きれいに咲いてるのですごく楽しみにしてます」 ■ことしの「桜まつり」 例年と大きな違いが （鶴舞公園 名古屋市緑化センター 佐々木辰夫所長） 「ここ数年、桜の開花が早まっていたこともありまして、1週間前倒しで桜まつりを開始させていただきました」 ことしは例年より1週間早く始まった桜まつり。終了日は例年と同じ4月7日なので、ことしは1週間長く楽しめます。さて、肝心の桜は。 （キッチンカースタッフ） 「ちょっとまだ咲いてないですね」 「桜、見当たらなくて」 （桜沢気象予報士） 「桜はまだぜんぜん咲いてないですね。おっ!先にピンク色の花びらが見えているものがあります。開花直前です」 15日の鶴舞公園の桜は、まだ大半がつぼみ。しかし、3月10日に取材したときよりも確実に大きくなり、中にはピンクに色づいたものも。公園にいる人たちも開花が待ちきれない様子で。 （公園を訪れた人） 「お菓子だけでも、桜咲かせようかなと思って。（Q.まだ咲いてないけれど?）気温があったかいので、もう春の気持ちですね。もう楽しい」 （キッチンカースタッフ） 「つぼみだけど心は満開なんで、いつでもウェルカムです」 ところで、名古屋の桜の開花予想ですが、気象会社のウェザーニュースは例年より1日早い「3月23日」としています。桜の季節はもうすぐそこまで来ています。