貨物船と小型漁船が接触 茨城港常陸那珂港区の沖合 けが人なし【更新】
24日午前4時ごろ、茨城県ひたちなか市の茨城港常陸那珂港区の沖合で、パナマ船籍の貨物船「OCEAN PRIDE1(オーシャンプライドワン)」(6542トン、乗組員15人)と、久慈町漁協所属の小型漁船「祥天丸」(14トン、乗組員4人)が接触した。祥天丸の船首部分が破損したが、自力航行で同県日立市の久慈漁港に戻った。茨城海上保安部で原因を調べている。 同保安部によると、祥天丸船長から「外国船と接触した」などと118番通報があった。油流出は確認されていない。接触当時、オーシャンプライドワンは千葉県の木更津港へ向かう途中で、祥天丸は底引き網漁を行っていた。 現場は同港区東防波堤の南端から東に約10キロの沖合。
茨城新聞社