事件前日の夜に待ち合わせか 被害者と交際相手の女に何が…逮捕者6人に 大学生暴行死事件
STVニュース北海道
北海道江別市の公園で男子大学生が暴行をうけ死亡した事件で、警察は新たに少年2人を逮捕しました。 交際相手の女を含む6人が逮捕された今回の事件、被害者と容疑者の足取りが分かってきました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、いずれも札幌市白石区に住むアルバイト従業員の18歳と16歳の少年2人です。 少年2人は、江別市の大学生・八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者ら4人と共謀して、今月25日の深夜から26日早朝までの間、江別市内の公園で千歳市の大学生・長谷知哉さんの顔面などを殴打し、死亡させた疑いが持たれています。 認否は明らかになっていません。
警察によると、少年2人は29日午後11時半ごろ、親族などと共に「事件のことで来た」と出頭。 八木原容疑者ら4人とは友人関係だということです。
(中内記者)「午後1時です。川村容疑者を乗せたバスが道警本部から札幌地検へと向かいます」 30日に川村容疑者と18歳と17歳の少年2人の身柄が検察庁に送られました。
この3人よりも長谷さんと関係が深かったのが、八木原容疑者です。 2人は数か月前から交際していたとみられています。 その後の取材で、徐々に長谷さんの足取りがわかってきました。
「25日の夜に長谷さんと会う約束をしていた」 警察の調べに対し、このように供述している八木原容疑者。 捜査関係者によりますと、事件前日の午後10時ごろ、長谷さんがJR大麻駅周辺を1人で歩く姿が防犯カメラに写っていたということです。
同じころにアルバイトを終えた八木原容疑者と待ち合わせをしていたとみられています。 (鷲見記者)「長谷さんは八木原容疑者の自宅を訪れたあと、現場に向かったとみられます」 先ほど警察の家宅捜索が入った八木原容疑者の自宅。 長谷さんはここに立ち寄った後、八木原容疑者と2人で歩いて現場となった公園に向かい、ほかの容疑者5人と合流したとみられています。