青学大・原晋監督「イーゴ大作戦」を発令 大学創立150周年でのV目指す/全日本大学駅伝
大学三大駅伝の第2戦「全日本大学駅伝」は3日、名古屋市熱田神宮から三重県伊勢市伊勢神宮までの8区間106・8キロで行われる。2日は出場する有力校の監督が名古屋市内で会見し、前回2位の青学大・原晋監督は今大会の作戦名を「イーゴ大作戦」と発表した。 青学大は11月16日が創立150周年の記念日。「イーゴ(EAGO)」は大学開設50周年を記念して1999年に選定されたワシをモチーフにした大学のマスコットキャラクターだ。大学のメモリアルイヤーに花を添えるため原監督は「ワシのように高く飛び、いくら飛んでも疲れない走りで伊勢路を駆け抜けていきたい。イーゴ大作戦でいいゴールを目指していきたい」と2018年以来3度目の優勝へ力を込めた。 2区には5000メートルで6月の日本選手権(新潟)4位の鶴川正也(4年)をエントリーし、エース格の黒田朝日(3年)や太田蒼生(4年)を補員に回した。「1区で区間賞争いできれば、2区に今絶好調の鶴川がいる。ここでトップに立てればおのずといい流れになる」とレース展開を予想し、当日変更は「3枚替える」と宣言。「補欠はつれてきていない。一人ひとり自覚を持って各区間で戦ってほしい」と期待を寄せた。