トヨタがラリー専用車を投入 4千万円超?世界で好成績
トヨタ自動車が、公道でタイムを競うラリー競技の専用車「GRヤリス ラリー2」を今年発売した。個人や企業でつくるチーム向けで、税別価格が国際ルールの上限の約26万ユーロ(4200万円)近辺とみられる超高級車だ。世界で12台がデビューし、3月に国内のレースで優勝するなど好成績を収めている。 トヨタは個人や企業が参加する「カスタマーモータースポーツ」を盛り上げようと、サーキット向けでは「GRスープラGT4エボ」(18万6千ユーロ、3千万円)を展開。トップレベルのラリー車両の本格的な展開は今回が初で、競技が盛んな欧州で注目を集めている。