パキスタン軍空爆、死者51人に 暫定政権が厳重抗議 アフガン
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の副報道官は25日、時事通信に対し、パキスタン軍による越境攻撃の死者が51人に上ったと明らかにした。 犠牲者の多くは子供や女性だったと説明した。暫定政権は駐在するパキスタンの外交官を呼び出し、厳重に抗議した。 暫定政権によると24日夜、パキスタンと接する東部パクティカ州の四つの地区が空爆を受けた。パキスタンの複数の当局者もイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」の指導者を狙ったと攻撃を認めた。同国の治安当局者はAFP通信に「民間人が被害を受けたとのアフガン当局の主張は根拠がなく、誤解を招く」と述べた。