元衆院議員・柿沢未途被告の有罪確定 今後5年間公民権停止へ 控訴の権利を弁護側・検察側双方放棄か
日テレNEWS NNN
東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、公職選挙法違反の罪に問われていた元衆議院議員の柿沢未途被告の有罪判決が確定しました。 元衆議院議員の柿沢未途被告は、支援する前区長の木村弥生被告が出馬した去年4月の江東区長選挙をめぐり、地元区議らを買収するなどした罪に問われ、東京地裁は今月14日、柿沢被告に懲役2年、執行猶予5年を言い渡しました。 この判決について、21日付で柿沢被告の有罪が確定したことが東京地裁への取材で明らかになりました。控訴期限の28日を前に、柿沢被告の弁護側と検察側のいずれも、控訴する権利を放棄したとみられます。 判決を受けて、柿沢被告の公民権は5年間停止され、すべての選挙に立候補できなくなります。 今後、検察が、東京高裁に木村被告への連座制の適用を求め、提訴する見通しです。