上杉謙信・武田信玄・真田幸村のカレー登場!ゆかりの新潟県上越市など、3市の商工会議所がコラボ
上越商工会議所(新潟県上越市)は、甲府商工会議所(甲府市)、上田商工会議所(長野県上田市)と共同で、各地の食材を使ったレトルトカレー3種を開発し、販売している。上杉謙信らゆかりの武将をキャラクター化してパッケージに掲載。歴史ファンらに特産品として知ってもらい、観光集客につなげたい考えだ。 3市は、それぞれ上杉謙信、武田信玄、真田信繁(幸村)といった戦国武将ゆかりの地として知られる。謙信と信玄はライバル関係。武田家と真田家は主従関係にあった。こうしたつながりから3商議所は2017年に「三国同盟」を結び、観光や産業振興で連携してきた。 2024年の夏にはその一環で、戦国武将をキャラクター化したシールシリーズ「激闘戦国伝」とコラボし、「川中島の戦い」に関係する武将のシールを作成した。その関連でカレーも企画。日乃屋カレー(東京)の協力を得て、ビーフ、チキン、ポークの3種類を商品化した。 いずれも中辛程度の辛さで、ビーフには上越産の「くびき牛」を使用。チキンは甲府の「甲州地どり」を使い、ポークは上田のご当地グルメ「美味だれやきとり」の味付けにした豚肉が入っている。 11月に上越市内で試食会があり、激闘戦国伝のアンバサダーを務める女優の園田梨香さん(24)らが出席。園田さんは「どれも素材のおいしさを感じられて、ご飯が進む。カレーを楽しみながら各地を観光してほしい」とPRした。 1個900円(税別)で、シールが1枚付いている。全国の日乃屋カレー店舗のほか、上越市内の春日山旅館銅像前売店などでも取り扱っている。 問い合わせは上越商議所、025(525)1185。