ウィリアム皇太子が公務に復帰 英国王室がキャサリン皇太子妃の健康状態について改めてコメント
今週初めに開催されたギリシャの最後の国王コンスタンティノス2世への感謝の礼拝を欠席したウィリアム皇太子。「個人的な理由」と説明していたことから心配の声が上がっていたけれど、公務には予定通り姿を見せた。 【写真】まさに理想のカップル♡ウィリアム皇太子とキャサリン妃が夫婦愛を見せた32の瞬間
皇太子は現地時間2月29日(木)にロンドン中心部にあるユダヤ教の会堂を訪問した。ホロコーストの生存者に会い、ホロコーストに関する教育プロジェクト「アウシュヴィッツの教訓」に参加した若者たちと対話した。現在イギリスでは反ユダヤ主義の台頭が問題になっている。
腹部の手術後、療養生活を続けているキャサリン皇太子妃はお休み。会堂に集まった人からは皇太子妃へのプレゼントである花束が皇太子に手渡されていた。またホロコーストのサバイバーである女性レニー・ソルト(写真左)も皇太子に「皇太子妃はお気の毒に」とお見舞いの言葉をかけていた。
ソルトは「奥さまが元気だったらきっとここにいたでしょう。彼女がいらっしゃらなくてとても寂しい。お大事にとお伝えください」と話していた。
ちなみに現在、ネット上では皇太子妃の病状を巡ってさまざまな憶測や陰謀論が飛び交っている。一部からは手術後に合併症を起こしたとか、医師たちは治療のために皇太子妃を昏睡状態にしなくてはならなかったという情報まで出てくる始末。英国王室はこの報道をすでに否定しているが、皇太子が礼拝を欠席したことで憶測が再びヒートアップしている。これに対して皇太子妃のスポークスパーソンが改めてコメントした。
スポークスパーソン曰く「皇太子妃はイースターが終わるまで休養する。ケンジントン宮殿が新しい情報を提供するのは何か重要なときがあっただけだ。それは当初からはっきり伝えていた」。皇太子妃について次々と飛び出す噂や報道に呆れてしまっているよう。とはいえ皇太子妃について憶測が飛び交うのはどうしても不在が目立ってしまうからで、仕方がない側面も。会堂で対面したソルトのように「妃がいなくて寂しい」と思っているロイヤルファンも多いはず。今回の療養で、改めて皇太子妃の人気と存在感が示されたといえるかも。