芦澤竜誠が皇治を返り討ち。「引退しないでください。めちゃくちゃカッコよかったです」とエール【超RIZIN.3】
「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で芦澤竜誠(フリー)と皇治(TEAM ONE)がMMAルールで二度目の対戦を行い、芦澤が3-0の判定で勝利を収めた。 2人は2023年4月の大阪大会でキックボクシングルールで対戦。芦澤が2-1の判定で勝利を収めている。今回はMMAルールでの再戦だったが、芦澤が皇治を返り討ちにした。 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるのは皇治。打撃の攻防から距離が詰まり組み合うが、すぐに打撃の攻防に戻る。皇治はボディーブロー、ハイキック。芦澤はワンツー。組み合う展開となるが、テイクダウンには至らず。芦澤の右カーフが的確に皇治をとらえる。芦澤はガードを下げてジャブを飛ばす。皇治はワンツー、右ハイ。皇治が圧をかけてパンチを出すが、芦澤は足を使って回って回避。空振りが増える皇治に芦澤は左ジャブを的確に当てていく。
2R、圧をかける皇治。芦澤は軽いステップでジャブを飛ばす。芦澤は遠い距離から踏み込んでボディー。ここも皇治のパンチが空振りとなる場面が目立つ。芦澤はおちょくったようなフットワークを見せる。皇治は詰めて右カーフ、ワンツー。皇治はなおも詰めて左ボディー。ガードを下げて、パンチをかわす芦澤だが、徐々に皇治のパンチが当たり始める。皇治が組み付くがテイクダウンには至らず。追いかける皇治と足を使ってかわしながらジャブの芦澤。残り30秒でスタンドでバックを取って皇治が引き倒すが、すぐに芦澤が立ち上がる。打撃の展開となるが、芦澤は足を使って皇治のパンチをかわしていく。
3R、圧をかける皇治に右カーフの芦澤。皇治も右カーフからコーナーに詰めてパンチを連打。芦澤はヒザを返す。皇治は組み付き、テイクダウンに成功。皇治が上を取ってパンチを放つが、芦澤はクロスガード。そして立つことに成功。また打撃の展開となるが、今度は組み付いた皇治が首投げ。しかし立ち上がって打撃の展開に。皇治の右ストレートをかわした芦澤の左フックがヒット。なおも激しく打ち合う2人。やや疲れが見られる皇治に芦澤がヒザの連打から押し倒す。しかしすぐに立った皇治は前に出続け、パンチ。芦澤はジャブを返す。皇治がパンチを空振り、バランスを崩す。一瞬、猪木アリ状態。芦澤が上を取るが有効な攻撃は出せず、すぐに立ち上がって打ち合う2人。試合終了のゴングが鳴るとともに精魂尽き果てた表情で抱き合い、互いの健闘を称え合う両者。 判定は3-0で芦澤。勝利が決した後、「ありがとう」という言葉を交わした2人。