「身体がパンパンになって関節も曲がらない」渋野日向子が体調不良から日本で復帰戦
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 事前(30日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72) 【画像】<2週前>渋野日向子が欠場「身体不調に改善見られず」 2週前、韓国開催のアジアシリーズ2戦目「BMW女子選手権」を開幕前日に欠場した渋野日向子が3週ぶりの“復帰戦”に臨む。欠場を決めた日(10月16日)のうちに日本へ帰国し、岡山に戻って「動かないようにしていました」と静養していたという。 もともと9月末の「ウォルマート NW アーカンソー選手権」を終えて一時帰国した後、オープンウィーク期間中に体調に異変を感じ、検査も受けていた。中国での「ビュイックLPGA上海」を4日間戦い、韓国でもコースで軽めの練習は行っていたが、「けがじゃないんですけど、身体が結構パンパンになっちゃって。節々がというか、関節が曲がらない。原因はちょっと分からない」。トップまで上げるバックスイングにも支障が出る状態だった。
「治ってはないけど、良くなってきているのかな」と薬の服用は続けつつ、前週末にウェッジのみ練習を再開した。開幕2日前から、この日のプロアマ9ホールを含めて連日ハーフのラウンド。「ショットの精度どうこうというところに(意識を)向けてない状態。距離もすごく落ちちゃってるような感覚がある」。ブランクを挟んだ影響は残るものの、「戦える状態になったから出るという判断か?」との質問に「もちろんです」と間髪入れずにうなずいた。母国のファンの前で4日間を戦う覚悟を決めて乗り込んできた。 「10ydのアプローチを大事に練習している」という説明は耐えるゴルフで粘り強くスコアメークしていく意思表示でもある。「ショットのいいイメージが少ない分、そういうの(グリーン周りのアプローチ)を打たされることも多いだろうなというのも、頭に入れて練習してました。結果を求めたい気持ちもメチャクチャある。できる限りは頑張りたい」。現状のベストなゴルフを必死に模索する。