"冬の女王" 26年ミラノ五輪へ始動!スピードスケート髙木美帆「やはり五輪は良い」
22年北京五輪スピードスケート女子1000m金メダリスト・髙木美帆(北海道幕別町出身・30歳)を中心とする『Team Gold(チームゴールド)』が、本格的なシーズンインを前に北海道帯広市で練習を公開した。 髙木自らが立ち上げ2年目を迎えるTeam Goldには、今季から男子1000mの日本記録保持者・野々村太陽(別海町出身)のほか、五輪でメダル獲得の実績がある外国人らが加わり、計8選手で世界のトップを目指します。
日本人女子で最多となる五輪通算7個のメダルを獲得した髙木が見据えるのは、来季に迫った26年ミラノ五輪。 世界記録を持つ1500mで金メダルを勝ちとるために、プレシーズンとなる今季は重要な1年になります。 (髙木美帆さん)「昨季は納得できないレースが沢山あった。今季はさらに質の高い日々を過ごしていきたい。チームが少しずつ形になっていくのは、純粋に嬉しい。色んな形でサポートや助けてくれる方々が増えていく過程を1から見てこられたので、ありがたいという気持ちが年々増してくる。(パリ五輪での日本勢の活躍を見て)パリからバトンを受け取った気持ち。やはり五輪は良いなと、初心に戻った。(ミラノ五輪に向けて)1つでも多くのモノを積み上げて、自分のモノにしていきたい」
およそ2時間に及んだ氷上での公開練習では、コーナーリングやスタート時の動きを丁寧に確認しました。 髙木らTeam Goldは、10月まで帯広市を拠点にトレーニングを積み、まずは同月下旬に控える全日本距離別選手権(長野県)を目指します。