ラ・リーガの上位対決はレアルに軍配! クロース御前試合で“後継者”バルベルデがゴール
ラ・リーガ第9節が5日に行われ、2位に位置するレアル・マドリード(勝ち点18)と3位のビジャレアル(勝ち点17)が対戦した。 【動画】レアルの理不尽ゴール&クロースの帰還に歓声 前節のマドリード・ダービーで勝利を目前にしながら追いつかれ、ミッドウィークのチャンピオンズリーグで今季初黒星を喫したレアル・マドリードは、FWキリアン・エンバペが先発に復帰。コンディションに不安を残すDFエデル・ミリトンとFWロドリゴはベンチスタートとなり、ヴィニシウス。ジュニオールとエンバペを最前線に配した「4-4-2」を採用した。 嫌な流れを断ち切りたいレアル・マドリードは14分、右サイドでCKを得ると、モドリッチのショートコーナーを受けに来たベリンガムがスルー。そのボールをボックス手前で受けたフェデリコ・バルベルデが右足を振り抜くと、アレックス・バエナの足に当たってコースが変化したシュートがそのままネットを揺らし、レアル・マドリードが先手を奪った。 対するビジャレアルは、ティエルノ・バリー、アレックス・バエナ、ニコラス・ぺぺら前線のクオリティで応戦。しかし最後のところでレアル守備陣を崩しきれない。レアルもヴィニシウス、エンバペ、ベリンガムらがゴールに迫ったが追加点は奪えず、レアル・マドリードが1点をリードして後半を迎えた。 後半もレアルがペースを握りつつ、ビジャレアルも時折り応戦。互いに次の1点を奪えないまま時間は経過したが、73分にエースが魅せる。ゴール正面のバイタルエリアで前を向いたヴィニシウスが素早く右足を振り抜くと、鋭い弾道のシュートがゴール右に突き刺さり、レアル・マドリードが2-0とした。 試合はそのまま2-0で終わり、昨季限りで引退したトニ・クロースが観戦に訪れた“御前試合”を、8番の後継者によるゴールなどでモノにすることに成功。しかし、試合終盤にヴィニシウスが肩を痛めて交代し、ダニエル・カルバハルが膝を痛めて担架でピッチを後にするなど、今後に不安を残す形で代表ウィークを迎えることになった。 【スコア】 レアル・マドリード 2-0 ビジャレアル 【得点者】 1-0 14分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード) 2-0 73分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
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