オバマ大統領と安倍首相の意外な?三つの共通点
オバマ大統領が23日に来日し、安倍首相と会談する。TPPや同盟強化などタフな内容が焦点になるとされるなか、ある政治通が「オバマ大統領と安倍首相って、意外な共通点があるんですよ」と話し始めた。重い話が続くのかと思ったが、拍子抜けした。共通点は3つあるらしい。 まず一つ目。「甘いものが好き」。安倍首相は子どものころから甘いものが好きなのだという。少し前にはチョコ菓子の「ブラックサンダー」が好物だとメディアでも話題になった。ネットでは「安倍首相は実は庶民派だった」と言われた。オバマ大統領と言えば、アイスクリームをおいしそうにほおばる写真が多数ネットに出回っている。こちらも「どんだけアイスクリームが好きなんだよ」と言われるくらい。
二つ目。「ゴルフが好き」。安倍首相は、休暇をゴルフをして過ごすことが多い。ゴルフくらい誰でもするだろうと思うところだが、国会では「バンカーから出るためにはサンドウエッジなんですよ」と日本の経済をゴルフにたとえて答弁している。一方、オバマ大統領がゴルフを始めたのは、2009年と言われているが、夏休みはゴルフざんまい。2013年にホワイトハウスでオバマ大統領と安倍首相が会談した際、安部首相は手土産としてゴルフのパターを贈っている。 三つ目。「犬を飼っている」。安倍家には、昭恵夫人が可愛がるミニチュアダックスフントの「ロイ」がいる。あまり表舞台には出てこないが、安倍家の大事な家族だ。一方、オバマ家にはポルトガル・ウォーター・ドッグという犬種の「ボー」がいる。2013年には同じ犬種の「サニー」がオバマ家入りした。ホワイトハウスをオバマ大統領と犬と駆ける写真が公開されている。 どの共通点も庶民らしいエピソードだが、それが日米首脳会談とどう関係するのだろう? 「結局、大統領も首相も一人の人間ですから、話のきっかけ、国どうしの信頼関係はそういうところから構築されるのですよ」とその政治通は笑った。 なるほど、秋田県知事がプーチン大統領にプレゼントした秋田犬の「ゆめ」が今年、ロシアのソチで安倍首相を出迎えたという話は記憶に新しい。そして安倍首相はプーチン大統領と「個人的信頼関係を深めた」と強調した。今回の日米首脳会談で、3つの共通点は、どんな効果を生み出すのだろうか?