＜ナショナルズ・ドジャース＞3回、三振に倒れ、悔しがる大谷（撮影・光山　貴大）

　◇ナ・リーグ　ドジャース2－1ナショナルズ（2024年4月25日　ワシントンDC） 　ドジャースの大谷翔平投手（29）が25日（日本時間26日）、ワシントンでのナショナルズ戦に「2番・DH」で出場。4打数無安打で連続試合安打は9でストップした。一方、先発した山本由伸投手（25）は6回4安打無失点と好投で2勝目を挙げ、チームを4連勝に導いた。 　大谷は初回1死の第1打席は空振り三振、3回無死二塁の第2打席も空振り三振に倒れた。5回は1死一、三塁で第3打席を迎えたが、相手先発・ゴアの初球スライダーに手を出しニゴロ併殺で好機をつぶした。 　8回無死一塁の第4打席も三直に倒れ、この日は最後まで快音が響かず10試合ぶりに無安打に終わり、連続試合安打が9で止まった。　 　一方、山本は立ち上がりから危なげない投球を披露。4回、かつてオリックスに在籍した元同僚・メネセスに左翼へ二塁打を浴び無死二塁とピンチを招いたが、後続を断ち無失点。6回も2死から連打で一、二塁としたがルイーズを遊ゴロに仕留め、6回まで0を並べ続け、2勝目を手にした。 　山本が登板した試合で大谷はここまで5試合すべて安打を放ち23打数8安打と好成績を残していたが、6戦目で初の無安打となった。 　打線は2回にT・ヘルナンデスの6号ソロで先制も3～6回まで4イニング連続併殺プレーを記録するなど好機をつぶしたが、8回1死二塁からフリーマンが左前適時打を放ち加点。山本が6回無失点と好投すると救援陣もリードを死守。チームは今季2度目の4連勝でナショナルズをスイープした。 　大谷は前日24日（同25日）の同戦は3本の二塁打を放ち、今季4度目の3安打で2打点を挙げ、打率・371、39安打、14二塁打はいずれもMLBトップに立った。ただ、この日は無安打に終わり、打率は・358に下降。2安打したベッツが40安打、打率・374となり、大谷は両部門でトップの座から陥落した。