台風26号「パブーク」南シナ海で発生 “12月下旬の台風は5年ぶり” 過去30年では12月平均で1個
気象庁は23日(月)午後3時、南シナ海で、台風26号「パブーク」が発生したと発表しました。12月下旬の台風発生は2019年台風29号以来、5年ぶりです。 【写真を見る】台風26号「パブーク」南シナ海で発生 “12月下旬の台風は5年ぶり” 過去30年では12月平均で1個 気象庁によりますと23日(月)午後3時、南シナ海で台風26号「パブーク」が発生しました。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風26号は今後、南シナ海を西よりに進む見通しです。 台風の日本への直接的な影響はない見込みです。 ■12月発生の台風は過去30年間の平均で1個 日本気象協会 tenki.jp によりますと、12月に発生した台風はそれほど珍しいことではなく、30年(1991年~2020年)の平均で見ると12月の発生は1.0個です。実際に2019年から2024年まで毎年台風が1個発生しています。 ただ、12月下旬の発生となると、2019年12月22日午前9時(日本時間)に発生した29号以来、5年ぶりとなります。 過去もっとも遅く発生したのは2000年12月30日午前9時(日本時間)の台風23号になります。 台風の名称「パブーク」は、ラオスが用意した名前で「淡水魚の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。
チューリップテレビ
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