全国初の取り組み プレミアム付図書券 大好評【熊本】
テレビ熊本
書店の減少が進む中、対策の一手として熊本県書店商業組合が企画したプレミアム付図書券の販売。対象は、組合に加盟する県内一部の書店で、1000円で1300円分の本などが購入できます。 この全国初の取り組み、販売開始から1週間ですが、県内各地で大好評です。 【熊本県書店商業組合 長崎 健一 副理事長】 「大変反響いただいて、発売から2日目の午前中には当店では売り切れて、他の店舗でも連休(11月2~4日)中にほとんど全て売れてしまった」 熊本市内の書店での販売分は全て売り切れたということです。 一方、上天草市にあるこちらの書店では、450枚のうち、約300枚が売れ、7日も来店客が買い求めていました。 【客】 「この券で子どもに本を買ってあげたりとか、役立たせてもらいたい」 「お得だと思う。ちょうどタイミングよく(購入)できた」 【キャモンブックス従業員 鶴田 恭子さん】 「(本を)2冊買われるところを3冊買っていかれるお客さんとかご来店いただいているので、とてもありがたい」 大好評のプレミアム付図書券ですが改善点も見えてきました。 【熊本県書店商業組合 長崎 健一 副理事長】 「せっかく(書店に)足を運んだが買えなかった、という人が大変多かった」 県書店商業組合では今後、30パーセントのプレミアム率や6600枚の発行枚数について検討し、第2弾の開催につなげたいとしています。 【熊本県書店商業組合 長崎 健一 副理事長】 「これだけ今回の事業で本を買おうという方が多かったのはとても大きな手応えだと思っているし、お求めになる人に十分に行き渡らなかったという反省点もあるので、より多くの必要とされている人にお届けできるように検討していきたい」
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