“生き延びるための”パラコード? 火おこしやシェルターにも使えるサバイバルの実践テクニックとは
その強度から、キャンプ用品に広く使われるほか、スマホストラップなどのファッションアイテムとしても人気なパラコード。2024年1月発売の『サバイバルに役立つ パラコード完全読本』(グラフィック社)は、そんなパラコード のさらなる可能性を教えてくれる1冊だ。 【写真】火種になったり、ポーチになったり…パラコードの可能性が詰まった1冊を試し読み 元々もともとパラシュートで用いられるナイロン製の編み紐「パラコード」は、その耐久性からアウトドア用途で広く使われている。本書では、パラコードを使用したキャンプやアウトドアに役立つサバイバル技術を多数掲載している。 パラコードの基本的な特性、種類、結び方、クラフトの作り方などを「準備編」で解説し、魚釣り、火おこし、湯沸かし、料理、水のろ過といった、想像もつかなかったようなパラコードでのサバイバルテクニックを「実践編」で紹介する。 本書はハンディサイズで持ち歩きやすく、防災時にも役立つ情報が詰まっているのがポイントだ。いざという時に生き抜くための万能具としてのパラコードを知る必携本となっている。本書を、パラコードとともにキャンプや登山に行く際のアイテムの1つとして加えるのもいいだろう。
文=リアルサウンドブック