容疑者「交際めぐるトラブルあった」 北海道の大学生集団暴行死
北海道江別市の公園で男子大学生が集団暴行を受けて死亡した事件で、北海道警は30日、いずれも札幌市白石区のアルバイトの男性(18)と少年(16)を傷害致死の容疑で新たに逮捕した。道警によると2人は既に逮捕されていた男女4人と友人同士だという。また、男子大学生と交際していた八木原亜麻容疑者(20)が「交際を巡ってトラブルがあった」という趣旨の供述をしていることが判明。道警は集団暴行に至った経緯を調べている。 【写真で見る】事件が起きた公園 2人の逮捕容疑は、25日深夜から26日早朝までの間、八木原容疑者らと共謀し、江別市の公園で千歳市の大学生、長谷知哉さん(20)に暴行を加え、外傷性ショックで死亡させた疑い。 道警によると八木原容疑者は「25日夜に(長谷さんと)会う約束をしていた」とも供述。道警は、八木原容疑者が長谷さんと自宅で会い、その後に2人で現場の公園に向かって他の容疑者と合流したとみて捜査している。【後藤佳怜】