【NPB】地方開催が多い県、少ない県はどこ?
四国の3県も徳島が1975年、高知が1985年、香川が2002年を最後に公式戦から遠ざかっている。このうち徳島と香川にはオロナミンC球場やレグザムスタジアムのように公式戦の実施にも耐えるレベルの球場があるが、高知は収容人員が最大の春野球場にはナイター設備がなく、ナイターが可能な高知市野球場は6000人収容とキャパシティが不足していて当面公式戦の開催は難しそう、島根県と和歌山県も同様に公式戦レベルの球場が見当たらない。 そして他県と比較しても桁外れに公式戦から遠ざかっているのが三重と奈良だ。三重での公式戦は1962年が最後、奈良は1958年が最後で現在最もプロ野球と縁遠い県となってしまっている。ともに県内に一軍公式戦が実施可能な球場がなく、比較的近隣の球団である阪神、中日、オリックスがあまり地方遠征に積極的でないこともあってこの状態はまだまだ続くことになりそうだ。 (株)日刊編集センター