GLAY30周年記念公演 伝説の幕張ライブを再現「あの日の夏が帰ってきた」11月ツアーも発表!
4人組ロックバンド「GLAY」が9日、埼玉・ベルーナドームでデビュー30周年突入を記念したライブの最終公演を行った。 25年前と同じく、ステージの巨大な白い風船の中から4人が登場すると、風船の破裂音よりも大きな歓声が鳴り響いた。ボーカル・TERU(53)が「愛し合って行こうぜ! もっともっと思い切り行こうぜ! 俺はもう感動してるぜ! 30周年を祝いに来てくれて本当にありがとう!」。絶叫しながら感謝を伝えると、客席の声援と手拍子がこだまし続けた。 伝説を現代によみがえらせた。今回のライブは、ファン投票で過去の再現してほしい公演を募集。1999年7月31日に1公演で20万人を動員し、社会現象になった単独ライブ「GLAY EXPO ’99SURVIVAL」が最多投票数を獲得。当時のセットリストに30周年を記念した新曲「who dunit―GLAY×JAY(ENHYPEN)―」を加え、令和版のレジェンドセットリストを作成した。 TERUは「暑いね。あの日の夏が帰ってきたみたい。でも、この熱気はすごい。40周年もいける! また10年後も来てね!」と笑顔。ギター・HISASHI(52)は「30年たって、よりGLAYのファンになりました。4人集まると面白い。みんな、GLAYのことが好きなんです」とかみ締めつつ、「グロリアス」「HOWEVER」「誘惑」など約3時間、26曲を披露。3万人、2日間で6万人を熱狂させた。 ライブでは、10月に新アルバム「Back To The Pops」の発売、11月から大阪城ホールを手始めに8か所15公演のアリーナツアーを開催することが発表された。 リーダーのTAKURO(53)は「GLAYがGLAYたらしめる80~90年代のポップスやロックに思いをはせ、アルバムを作り上げました。あの時代のキラキラしたエネルギーを現代の解釈でGLAYがどう作り上げたかをぜひ聞いてください」と自信。ツアーに関しては「シンプルな歌詞とメロディー、今年デビュー30年を迎えた演奏をぜひ楽しんでいただけたら幸いです」と呼びかけた。 (増田 寛)
報知新聞社