メジャーで二刀流は実現不可能か?米メディアが検証
その一方で、二刀流選手を「カブスのゾブリストのような複数ポジションをこなせる選手はチームにとって価値がある。大谷はゾブリストとは違うが、二刀流の選手がいると、ロースターを1人分余分に使えることになる。3番目の捕手、代走のスペシャリスト、強打の代打などをベンチ入りさせるというメリットがある」と評価した。 しかし、「彼がもし、5日間のうち2日間しか指名打者としてプレーできないのなら、インパクトを与えられる打者としては限界がある。スカウトはマウンドで過ごす時間の分だけ、彼は打者としての才能を十分に開花させることができないかもしれない、としている。彼がどのくらい打者としてチームに勝利をもたらすかは、やってみなければ分からないことでもある」と問題点も指摘した。 検証記事は、「大谷、グリーン、マッケイが、最終的には伝統的な役割(二刀流ではなく投手か打者かに絞る)に落ち着いても我々はそれほど驚かない。しかし、二刀流に挑戦することはとても楽しく、みんなが本当に楽しみにしていることで、不確実ことは慎重な姿勢に縛られるべきではないと思う」と結ばれていた。