生田斗真、“ド”の位置も分からないなか、半年以上の練習で吹替えなしでピアノ演奏!
俳優の生田斗真が13日、都内で行われたNetflixシリーズ『さよならのつづき』配信前夜祭イベントに出席。まったく触ったこともなかったピアノの演奏を吹替えなしで撮影したことを明かし、周囲をどよめかせていた。イベントにはダブル主演を務めた有村架純と坂口健太郎、中村ゆり、三浦友和、黒崎博監督、脚本の岡田惠和も参加した。 【写真】美しい白いドレスで登場した有村架純 本作は、北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、事故で最愛の恋人を失ったひとりの女性と、その恋人に命を救われたひとりの男性の、美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語。生田は、有村演じるさえ子の恋人で、事故で亡くなってしまう男性・雄介を演じている。 生田は「雄介という男性は、物語のなかで非常に責任のある役。第1話で雄介の笑顔を最終話まで覚えていてもらう必要がある」と自身に課せられた役の立ち位置について述べると「大変なプレッシャーのなか役に臨みました」と語る。 さらにもう一つ生田を緊張させたのが、ピアノ演奏。雄介は劇中でピアノを弾くシーンがあるが、生田は「僕は今までピアノを弾いたことがないんです。“ド”ってどこですか?というぐらい」と全くの素人だったことを明かすと、半年以上前からピアノの練習に臨み、撮影に挑んだという。 ピアノのレッスンに同席していたという黒崎監督から「この作品は全世界配信です。ピアノの音を(吹替えで)当てることはできますが、僕は嘘をつきたくありません」と言われたという生田は「僕は嘘をつきたいな~と思っていたのですが」と発言して会場を盛り上げたが、監督をはじめとしたスタッフ、キャストたちの作品に賭ける思いを感じ、全力でピアノに挑んだという。 黒崎監督は「ワンカットも吹替えではありません」と胸を張ると、会場からは大きなどよめきが。同じくピアノ演奏がある坂口も「一つできるようになると、どんどん要望が上がってくるんですよね」とかなり難易度の高い撮影だったことを明かしていた。 雄介の恋人・さえ子を演じた有村は「人が愛されたこと、愛したことは永遠に色あせないという大きなテーマを持つ作品です」と語ると「皆さんが愛する人のことを思い直すきっかけになることを祈っています」と作品に込めたメッセージを伝えていた。 Netflixシリーズ『さよならのつづき』は、11月14日よりNetflixにて独占配信。