【BCマイル展望】欧州3歳勢ノータブルスピーチ&ラマチュエル&ポータフォーチュナが“3強”を形成
「BCマイル・米G1」(11月2日、デルマー) 英国のG1・2勝馬ノータブルスピーチは欧州のトップマイラーだ。サセックスSでは古馬勢を撃破。前走のムーランドロンシャン賞は5着も、英2000ギニーで現役欧州最強馬シティオブトロイを下した本来の力を発揮すれば巻き返せる。 フォレ賞を3馬身差で快勝した牝馬ラマチュエルもV候補の一角。マイルも守備範囲だけに、G1連勝のシーンは十分だろう。これらに牝馬G1・3連勝中のポータフォーチュナを加えた欧州の3歳勢が“3強”の様相を呈している。 米マイルG1連勝中のカールスパクラーが米国勢では最有力。日本からは札幌記念2着のジオグリフと、ヴィクトリアMで激走したテンハッピーローズが参戦する。ブックメーカーでは伏兵の扱いとなっているが、日本のG1ホース2頭が世界のトップマイラーにどう立ち向かうか注目だ。