美川憲一 しぶとくデビュー60周年 長く続けたコツは「くよくよしないこと」秋恒例のシャンソン公演
デビュー60周年を迎えた歌手・美川憲一(78)が26日、東京・よみうり大手町ホールで、秋恒例のコンサート「ドラマチック・シャンソン 2024」の公開稽古&取材会を開催。あす27日に本番を迎える同公演について意気込みを語った。 自身のライフワークとなっている秋恒例のシャンソンコンサートで、今回で23回目の開催。公開稽古で歌声をホールに響かせて「おかげさまで密に仕事があり、プレッシャーもある。1年に一回なので、歌っていない曲もある。うまく歌えそうです」と笑顔を見せた。 今年はシャンソン歌手の越路吹雪さんの生誕100周年を記念し、越路さんのナンバーを中心に構成したセットリストで送る。美川は越路さんについて「神様のような、師匠のような。越路さんがあって、今の私があるという感じ」と“指針”となっているとした。 今年6月にデビュー60周年を迎えて、「しぶといですからね」とニッコリ。長く続けられたコツを「くよくよしないことです。悩みは引きづらない。嫌な事はすっぱりと切る」と明かし、今後の目標について「とにかく新曲も出て一生懸命歌うこと。歌手の道を精進して、諦めずに進みたい」と地に足着けた。