パキスタン、イランの武装組織拠点を攻撃と発表 16日の攻撃への報復か
パキスタン外務省は18日、隣国イランにある武装組織の拠点を攻撃したと発表しました。イランが16日、パキスタンを攻撃したことへの報復とみられます。 地元メディアなどによりますと、パキスタン外務省は、「イランにあるテロリストの拠点に対し、標的を絞った精密な攻撃を行った」と発表しました。「多数のテロリストが殺害された」としています。 一方、イランメディアは、パキスタンとの国境近くで複数の爆発がありいずれもイラン国籍ではない女性3人と子ども4人の合わせて7人が死亡したと伝えました。 両国をめぐってはイランが16日にパキスタン領内にある反政府武装組織の拠点を空爆、パキスタンは「主権侵害だ」と非難し、報復を示唆していました。 報復のエスカレートにより、中東情勢のさらなる不安定化が懸念されています。