害獣を有効活用…福井県大野市産のジビエを特産化へ 飲食店を営む男性がクラファンで135万円寄付募集
福井県大野市で飲食店を営む田嶋大樹さんが、大野産ジビエを地域の特産品にする事業に乗り出した。農作物に被害をもたらし「害獣」とされるシカやイノシシを有効活用し、付加価値のあるジビエ商品を展開したい考え。田嶋さんは11月20日午後11時まで、福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で事業費135万円の寄付を募集している。 CFは10月8日に開始し、当初の目標の120万円を達成した。寄付者からは「大野産のジビエを全国や世界に広げてください」「自然を生かす活動に共感します」といったエールが寄せられている。プロジェクトは大野市による「ふるさと納税型クラウドファンディング」認定事業で、個人による寄付はふるさと納税の対象となる。
福井新聞社