50代の男が母親を包丁で刺したと自首＝写真は四日市南警察署（三重テレビ放送）

　三重県四日市市で、車の中で母親を包丁で刺し殺害しようとしたとして56歳の男が逮捕されました。 　殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、四日市市まきの木台に住む自称会社員、柴田克哉容疑者(56)です。 　 　警察の調べによりますと柴田容疑者は6月30日午前11時半頃、近鉄四日市駅前の路上に停めた車の中で、津市に住む母親(83)の右腹部を包丁で突き刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。 　柴田容疑者が現場近くの交番に自首してきたことで事件が発覚したもので、母親は刺し傷が内臓まで達する重傷を負いましたが、命に別条はないということです。 　取り調べに対し、柴田容疑者は「母親に同居を頼んだが断られたため刺すつもりで呼び出した。母親を刺したことに間違いはないが殺そうと思って刺したわけではない」と容疑を一部否認しています。